2026-09-19 09:10 am by 須坂新聞
須坂市は11月16日〜来年5月7日、市役所などの施設を対象に窓口の受付時間の短縮を試行する。業務効率化やDX推進、財源の有効活用により市民サービスの維持向上と財政の健全化を図ることが狙い。開庁時間と同じ現在よりも1時間15分短縮する。試行結果を検証し、特に問題がなければ来年5月10日から本格実施する予定だ。
現在の窓口受付時間は、午前8時半〜午後5時15分。市総務課によると、職員の勤務時間と同じため、開庁前の準備や閉庁後の締め処理の作業など恒常的な時間外勤務(概算で年間300万円程度)が発生している。事務作業や打ち合わせなどの時間も十分に確保できていないという。
こうした課題を改善するため、窓口受付時間の見直しを検討。試行では午前9時〜午後4時半に短縮(電話受付時間も原則同様)する。市が実施した窓口来庁者数調査では、短縮時間帯の午前8時半〜9時と午後4時半以降の割合は、合計で全体の約10%だった。
対象施設は市役所(防災活動センター、保健センター含む)、シルキー、人権交流センター、消防本部、各地域公民館。施設の使用時間や一部の業務は除く。
市は短縮によって創出される時間と財源を活用し、現役世代向けの手続き環境の整備や窓口対応の質向上に還元し、市民サービスの向上につなげたい考え。
市民アンケートでは、支障を懸念する現役世代が多かったことから、来庁しなくても手続きできる環境整備に重点を置く。マイナンバーカードを利用してコンビニエンスストアで住民票の写しや各種証明書を取得できる「コンビニ交付サービス」の周知徹底のほか、各種手続きのオンライン申請の拡大や、手続き過程の簡素化なども進めていく。
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