2026-09-05 07:00 am by 須坂新聞
須坂市で8月27日から、特産ブドウの盗難を防ぐための夜間パトロールが始まった。市、須坂警察署、JAながの須高ブロック、市農業委員会が連携し、収穫期の警戒を強化する。
近年シャインマスカットやナガノパープルなど高級品種の盗難被害が多発している。須坂署によると、昨年はブドウ4件の被害相談が寄せられた。
関係機関が連携して取り込む夜間パトロールは7年目。合同出発式はJAのブドウ出荷日の26日に市役所本庁舎前で開き、関係者約20人が参加。各代表者があいさつし、地域が一体となって被害の未然防止を図る重要性を確認した。
須坂署の齋藤晃一署長は「被害は看過できない。8月から夜間パトロールを始め、今後はさらに強化していく。未然防止と共に検挙が最大の防犯との決意で臨む。ハード面では防犯カメラ、ライト設置などが犯罪抑止につながる。皆さんと力を合わせて大切な農産物の被害をなくしていきたい」と話した。
JAながの須高ブロック地区筆頭理事の丸山武美さんは「猛暑水不足の中、丁寧に育てた品物。盗難は経済面だけでなく精神面での落胆が大きい。盗難防止には協力が必要」。市農業委員会会長の神林利彦さんは「資材高騰など厳しい状況の中で農家の皆さんは生産している。収穫期の盗難は絶対許さないとの思いで共に力を入れていきたい」。三木正夫市長は「皆さんと連携して日本有数の産地と農家を守っていきたい」とあいさつした。
夜間パトロールは青パト2人1組が収穫期間を中心に行う。出発式後も関係者が巡回、注意喚起のチラシを農家に配布した。生産者は「こうした活動は犯罪防止につながるので頑張ってほしい」と話していた。
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