2026-08-01 07:00 am by 須坂新聞
交通安全を願う「けんちゃんの朝顔」をみんなで育てよう―。須坂市相之島保育園でこのほど、2016年2月に下校中の横断歩道でトラックにはねられて亡くなった東京都内の高田謙真さん(当時7歳、小学校1年生)が生前育てていた朝顔の種まきが行われた。
謙真さんの死後、このような悲惨な事故が二度と起きないようにと、母の香さんが全国で講演。その際に「朝顔を交通安全と被害者支援のシンボルにしたい」として種を配り、全国に交通安全の輪を広げている。
香さんは23年7月に長野市で講演。種を譲り受けた須坂署員が朝顔を育てて種を収穫。その種を使って小山小児童が朝顔を育て、新たな種を収穫。翌年は井上保育園、そして相之島保育園と、須高地区で朝顔の種のリレーが行われている。
種まき式には須坂署員のほか、県警シンボルマスコット「ライポくん」も応援に駆け付ける中、年長・年中児の計18人が「大きく育って」と願いながら、プランターに種を入れ、土をかぶせた。
式では同署の櫻井哲男交通課長が「皆さん、きょうのことをお父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんたちに話して、『運転、気をつけてね』とお願いしてください。そして、皆さんが交通事故に遭わないために、道路を渡る時は手を上げることや左右を確認することなどを守ってください」と呼び掛けると、園児たちは大きな声で「はーい」と答えていた。
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