2026-06-27 07:00 am by 須坂新聞
須坂市の勝山幸則教育長は18日の市議会6月定例会一般質問で、修正版を示した小中学校再編に関する基本方針案「須坂学園構想」の今後の進め方について、「パブリックコメントでいただいた意見を丁寧に整理、検討した上で意見に対する考え方や対応を示しながら、子どもたちにとってより良い教育環境の実現に向け、教育委員会と市(市長部局)とが責任を持って判断し取り組んでいく」と述べた。久保田克彦議員の質問に答えた。
勝山教育長は、当初の案から一部を変更した修正版について、地域や保護者を対象に実施した説明会や意見交換会などに参加した市民延べ2800人の意見を踏まえ「検討委員会での議論を経てまとめた」と答弁した。
再編に伴う学校と地域の関係では「子ども一人一人の学びを保障し、多様な価値観と出合いながら成長できる教育環境を整えていくことを第一に考えた」と説明。「須坂市全体をフィールドとしてふるさと学習ができる学園づくりを目指している」と述べた。
学校体系を「義務教育学校」と「小中一貫型学校」に分けた理由は「義務教育学校の方がより小中一貫教育に取り組みやすい」としつつ、「第二学園と第四学園は比較的規模が大きくなることが想定される。学校長の負担や学校運営のしやすさなどを考慮して、組織上は小学校、中学校それぞれ運営できる小中一貫型学校を導入したい」と説明。教育環境や活動に大きな差が生じないよう「小中一貫型学校においても施設一体型または隣接型を計画している」とした。
地域から提案のある豊丘小への小規模特認校制度の導入に対しては、これまで検討してきた学びや学校の在り方は「持続可能な学校や教育環境を総合的に判断してきた」とし、「子どもを集めて小規模な学校を存続するために導入するのではなく、小規模な義務教育学校として特色のある教育を実現するために有効という観点から導入を提案した」と述べた。
久保田議員は「修正案が示され、改めて住民参加の学校づくりの議論が必要ではないか」と主張。勝山教育長は「第一学園が具体的にどういう学校になるかという議論をこれからスタートする。そこには大勢の方に参加していただきたい」と答えた。
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