2026-06-27 07:00 am by 須坂新聞
須坂市は7月1日、老人福祉センターくつろぎ荘と仁礼コミュニティセンター(仁礼町)をリニューアルオープンする。老朽化に伴い昨年6月から進めてきた長寿命化改修工事を終えた。老人福祉センターと地域公民館の機能を併せ持つ複合施設として、子どもから高齢者まで多くの市民が集う拠点を目指す。
施設は1997年10月にオープン。1階にくつろぎ荘(一部除く)、2階にコミュニティセンターを置く。築28年が経過し、早急な修繕・更新が必要になっていた。
天井をはじめ、屋根や内外装を改修したほか、くつろぎ荘の入浴施設廃止に伴い、新たな軽運動室や会議室、視聴覚室を設置した。コミュニティセンター(1階ラウンジ)にはキッズスペースも新設。このほか、各部屋に冷暖房設備を設置するなどした。
くつろぎ荘の管理運営については、昨年度まで市社会福祉協議会が指定管理していたが、本年度からは市の直営に変更した。施設全体を市が管理運営する。
市高齢者福祉課によると、リニューアルに向けては市民の意見や要望を反映させた。軽運動室などを新設した理由は「高齢者や社会教育団体の活動に必要な場の確保が課題だった」と説明。これまで以上に市民の主体的な活動を支援していく考えだ。
同課は「高齢者の生きがいづくりや健康増進、介護予防など社会参加の拠点にしたい。また、複合施設としての強みを生かして世代間交流などにも取り組みたい。入浴施設の廃止は申し訳ないが、市民の皆さんにより親しまれる施設にしていきたい」としている。
改修費(設計業務含む)は4億262万円。設計監理は宮本忠長建築設計事務所。施工は建築主体が村山建設、電気設備が高山電業、機械設備が旭日管機。
なお、1974年4月にオープンした老人福祉センター永楽荘(大谷町)は老朽化などに伴い6月30日に閉館する。これにより、くつろぎ荘は市内唯一の老人福祉センターとなる。
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