2026-05-16 07:00 am by 須坂新聞
須坂市はこのほど、本年度の研究開発支援事業成果発表会を旧上高井郡役所で開いた。企業などの研究開発を支援する「地域研究開発促進支援事業」、特許化等を支援する「研究開発等特許化支援事業」を活用した市内企業など4組が、各分野で成果や課題、今後の展望などを示した。約30人が参加した。
地域研究開発促進支援事業では、ナディック(須坂市春木町)の上野栄一社長が「メイクイン須坂で食品産業分野へチャレンジ」をテーマに発表。
食品産業分野への進出について「国内の産業機械分野は1兆7400億円市場のうち85%が海外向け。食品産業は6000億円市場のうち90%が国内向けで市場は大きい」。
具体的には「アトリオン製菓と連携して高付加価値の製品を目指す。同製菓が商品『ヨーグレット』図柄をデザイン。その図柄(2D、3D)データをナディックが担う。本体の部品加工はナツバタ製作所、成形部、図柄刻印部加工は鈴木が分担して、刻印入りヨーグレットを試作。市産業連携開発課とも連携、食品業界参入への態勢作りを確認した」。
製品について「アトリオン製菓の山下社長からの提案で始め、上々に仕上がった。コスト削減、最適な材質の選定などが課題。今後も市内企業と連携を強め、部品だけでなく装置を手掛けていきたい」と話した。
同じ事業で、山岸製作所(須坂市塩野町)の山岸秀樹社長が「5Sから始める在庫管理システム」をテーマに発表。
5Sを始めたきっかけについて「手作業、記憶による管理のため在庫.棚卸し管理が適正に運用できていなかったため、5Sで現状把握したいと思った」。
具体的な作業と成果は「保管倉庫のレイアウトを変えた。社内ITネットワークを整備。管理システムを運用し過剰在庫を削減。現状把握と新たなスペースを確保。3カ月の試行で在庫の正確性と見える化が実現。将来的には管理する品種を順次拡大、全品種に展開する。市販システムの導入を検討する」と話した。
研究開発等特許化支援事業では、エーフィールズ(中川淳代表)が「犬のうんちキャッチャーの特許化」をテーマに発表。
犬のうんちを地面に落ちる前にキャッチする機器でコンパクトで使いやすく、おしゃれをコンセプトに製作。特許化を進めている。
協和テクノ(須坂市南横町)の成果発表は次週以降で紹介する。
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