2026-01-10 07:00 am by 須坂新聞
須坂市中央地域の17町区の住民で組織する中央地域づくり推進委員会が主催する恒例の「書き初め教室」が5日、生涯学習センターで開かれ、小中学生15人が参加した。講師は高校生が務め、高校生による書道パフォーマンスも行われた。
正月の伝統行事で冬休みの宿題にもなっている書き初めの場を提供しようと、16回目の開催。以前は地域の書家が講師を務めていたが、高校生と住民の交流を図ろうと、24年から市内3高校の書道部に依頼、今回は26人が参加した。
子どもたちが学年ごとの「つよい心」「生きる力」「正月の朝」「強い信念」「不言実行」の課題を書き始めると、傍らの高校生が丁寧にアドバイス。そのように書くと「上手に書けたね」と言葉を掛けていた。
書き初め後は、創成高の8人が書道パフォーマンスを披露。縦約200cm・横約270cmの紙に、今ある一瞬一瞬の命や時間を大切にしてほしいという意味を込めた「瞬生命」などの字をバトンタッチしながら書き上げ、見守った人たちから大きな拍手が送られた。
部長の内川李音さん(2年)は「今回のテーマは生きるです。小中学生の皆さんや私たちもですが、これからの人生で辛いことがあると思いますが、それ以上に生きていてよかった、幸せだなと思うことがたくさんあります。私たちは身近な大人である先生方に『生きるはどんなことですか』というアンケートを取りました。作品にはその言葉も添えました。このパフォーマンスを通じて、皆さんが『生きる』ことを考えるきっかけになればうれしい」とあいさつした。
その先生からは「日々全力」「誰かの支えになる」「役割を全うする」などの言葉が寄せられ、「瞬生命」を囲むように書き込まれた。
閉講式では子どもたちが作品を披露し、一人一人が「高校生に親切に教えてもらって上手に書けました」などと感想を話し、高校生も「アドバイスしたことをすぐに修正してくれてうれしかった」「自分自身も勉強になりました。これからも書道に親しんでほしい」などと答えていた。
最後に委員長の関谷哲夫さん(太子町)が「子どもたちは高校生の指導で格段に上手になっていました。書道パフォーマンスも素晴らしかった。きょうは皆さんのご協力でとてもいい教室になり、ありがとうございました。今後もこの正月の伝統文化を守り続けていきたい」とあいさつした。
同センター2階では須坂新聞社主催の「須高書道大会」も開催中で、同教室に参加した多くの人たちが鑑賞に訪れ、書道三昧の時間を過ごしていた。
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