2026-01-10 07:00 am by 須坂新聞
須坂市はこのほど、公共施設の適正化を推進するため、施設ごとの現況を整理しまとめた資料「施設カルテ」を作成し、公表した。市は本年度内に公共施設等総合管理計画(2016〜30年度)と個別施設計画の改定を目指しており、施設カルテは今後の各施設の在り方を検討するための一つの判断材料にする。公共施設に対する市民の意識も高めたい考えだ。
市は持続可能な行財政運営の実現に向け、2024年度から公共施設マネジメントを進めるための施設カルテの作成に着手。個別施設計画に記載する約230施設を対象に作成した。24年度の決算を基に、施設の基本情報や建物の状況、維持管理コスト、利用状況を整理した。
このうち、利用者数を把握していない施設や須坂学園構想、他の個別計画で配置などを検討している施設を除く63施設について、現況から経費効率や必要性、施設老朽化度を評価(点数化)した。
その後、経費効率と必要性に関する評価結果からソフト面を評価。さらに、ソフト面と施設老朽化度に関する評価結果から「当面は現状維持」23施設、「長寿命化の検討」12施設、「複合化等の検討」15施設、「抜本的な見直し」13施設―の最終評価をした。
市総務課は「各施設の現況の『見える化』を図り、市民の皆さまと情報を共有したい。カルテは今後の在り方を検討するための資料として活用していくが、必ずしも評価が各施設の最終的な方向性になるわけではない」としている。
公共施設等総合管理計画は1月中をめどに改定案を公表し、パブリックコメントを実施する予定という。
施設カルテは市ホームページに掲載している。
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