2025-12-13 07:00 am by 須坂新聞
県内最大級の大型商業施設「イオンモール須坂」は、10月のグランドオープンから2カ月がたった。年間来店客数約750万〜800万人を目標に掲げる中で、岡本隆之ゼネラルマネージャー(GM)は本紙の取材に「グランドオープン時からは落ち着いた状況ではあるものの当初目標に対して堅調に推移している」と答えた。
平日は須高や長野市など北信からの来店が中心。一方、週末は東信や中信、新潟県の上越妙高など「想定していた以上に北信以外の比率が高い」とする。客層は幅広く、他モールに比べて来店客の滞留時間が長いのも特徴という。岡本GMは「買い物や食事などをゆっくり楽しんでいただいている」と話している。
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2〜5日の市議会12月定例会一般質問では、議員からイオンモール開業に伴う市内既存店への影響に関する質問が出た。田中雅明産業振興部長は「今のところ開業により良い影響があったという声は少ない印象。開業から約2カ月とまだ間もないことから、その影響もなかなか見えてこない部分がある」とした。中島義浩議員の質問に答えた。
市街地の状況について「飲食店では予約が1〜2割程度減ってしまったという店もあったが、開業前と状況はあまり変わらないという店もあった」と説明。今後は開業から半年、1年などが経過したところで「事業者などの調査を行い、状況の把握に努めていきたい」と述べた。
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