2025-11-22 10:11 am by 須坂新聞
第74回県縦断駅伝競走大会は16日、松本市から飯田市までの14区間98.72kmで14チームが競い、須坂上高井は5時間24分17秒で6位入賞を飾った。入賞は6位に入った1999年の第48回大会以来、26年ぶり。須坂上高井は、2区の石川晃大選手が区間新の快走で11位から4位まで押し上げると、その後も各選手が力を発揮し、4区以降は6位をキープしてゴールした。
まさに思い描いていたレース展開だった。昨年の課題を踏まえてチーム力を強化した小林豊監督は「流れをつかめればチャンスはあると思っていた。プラン通り」。周囲のサポートに対する感謝を強調し、26年ぶりの入賞を喜んだ。
2区の石川晃大選手がチームを勢いづけた。「1区の西原(愛結)さんがとても良い走りでたすきをつないでくれたので、流れに乗り思い切って走れた」。区間新の走りで4位に浮上し、「(チームへの)恩返しを走りで示したい一心で走った」と振り返った。
「序盤から6位以内をキープしたいと考えていた。たすきが途切れなかったこともうれしい」。そう語る石澤由祐主将は、チームの底上げを図れたことが「飛躍につながった」と手応えを示す。
終盤は7位の全諏訪に追い上げられた。12区時点で1分40秒差をつけていたが、最後は20秒差に。小林監督は入賞に届いた要因の一つとして、13区の?田将光選手らの成長を挙げた。
6位入賞を目標に掲げ、3年計画でチームづくりに励んできた。今年はその2年目。小林監督は「6位にどれだけ近づけるかチャレンジ精神を持って取り組んできた。まだまだ伸びしろがある」と期待を寄せる。
石澤主将も「まずは6位以内を定位置にできるように」とした上で、「将来的には3位以内を狙えるチームを目指していきたい」。自信を深め、さらなる高みを目指す。
2025-11-22 10:11 am by 須坂新聞 - 0 コメント
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