2025-11-22 10:09 am by 須坂新聞
須坂市は来年度から、使用料などの料金設定をしている公共施設のうち、文化施設や体育施設など26施設の使用料を値上げする方針だ。11月25日に開会する市議会12月定例会に関連条例の改正案を提出する。
市の公共施設の使用料は「公共施設使用料算定基準」(2008年度策定)に基づき設定されている。
市財政課によると、昨年度から55施設を対象に使用料の見直しを進めてきた。近年の物価高騰に伴い、維持管理経費が大幅に増加し、算定基準に定める利用者負担の原則によるバランスが崩れていたことが理由という。
使用料を改定する主な施設は、文化会館メセナホール、世界の民俗人形博物館、版画美術館、博物館、動物園、賑わい創出拠点「やまじゅう」、市民・北部体育館、県民須坂運動広場、野球場、臥竜公園庭球場など。
維持管理経費や稼働率などから算出した使用料単価を基に、施設ごとに改定率(1.2%、1.5%、1.8%)を定め、料金を設定した。
また、岡信孝コレクション須坂クラシック美術館と旧小田切家住宅、シルキーホールについては、来年度から指定管理者制度を廃止し、市による直営管理に移行する方針。12月定例会に関連条例の改正案を提出する。
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