2025-06-28 07:00 am by 須坂新聞
第49回全国高校囲碁選手権県大会(日本棋院など主催)は14、15日に松本市で行われ、須坂高校棋道部が男子・女子団体戦で優勝した。女子個人戦では3年の岡遥花さん(中野市)が3連覇を果たした。8月4〜6日に東京都の日本棋院で開く全国大会に出場する。
県大会は団体戦男子2校3チームと女子2校、個人戦男子5校6人、女子3校5人が参加した。男子団体戦で須坂Aは伊那北に2―1、須坂Bに3―0で勝利。女子団体戦で須坂は伊那北を3―0で下した。
男子団体戦は初優勝。主将を務めた1年の三井鼓道さん(須坂市南原町)は「主将で緊張したが、会場まで送ってくれた父の『お前なら大丈夫』の言葉で自分を取り戻せた。先輩とのチーム。自分がしっかりして全国でも勝ちにいきたい」と話した。
副将で3年の丸山陽生さん(須坂市東横町)は「緊張したが、当日はいつものペースで戦えた。全国まで1カ月以上あるので実力を付けたい。メンタル面でも成長したい」と目標を掲げた。
三将で1年の永井聡一郎さん(須坂市小山町)は「初めての団体戦で緊張したがチームの2人と話してリラックスして臨めた。全国までに全力で戦える力を身に付けたい」と意気込んでいる。
女子団体戦は3連覇を果たした。主将を務めた岡さんは「3連覇がかかっていたので絶対に負けたくなかった。優勝できてほっとした。実戦を増やして全国大会に臨みたい」と話した。
副将で3年の涌井琉々菜さん(小布施町押羽)は「全国がかかっていたので気が抜けなかった。自分が得意な攻めで勝ち抜くことができた。目標は優勝。実戦と指導を増やして力を強めたい」と意欲的だ。
三将で2年の上野美尊(みこと)さん(長野市)は「試合では引けを取ってしまうところがあるので改善していきたい。全国は(チームで)楽しみながら、励ましあって勝ちたい」と話した。
個人戦にも出場する岡さんは「3回勝って、ベスト16に入りたい。3年生の意地を見せられたら」と決意を示した。
県大会の成績は次の通り。
【男子】◇団体 1位/須坂A 2位/伊那北 3位/須坂B◇個人 3位/三井鼓道
【女子】◇団体 1位/須坂 2位/伊那北◇個人 1位/岡遥花(男女ともに団体戦は優勝チーム、個人戦は2位までが全国大会に進む)
2025-06-28 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
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